種類別製品

高出力2μmファイバーレーザー

概要

Futonics Laser社は産業向けのTm添加の2umシングル横モードファイバーレーザー製造及び販売をしています。
1989年に創業者のPeter Fuhrberg博士は、LISA Laserを共同設立しました。当社は2µmの固体レーザーを使用した医療分野での豊富な経験を有しており、現在は世界をリードする医療用レーザーのメーカーとなっております。
LISA Laserは2018年に医療グループOminiGuide Holdings Incに買収され、同時にPeter Fuhrberg博士はFutonics Laser GmbHとして研究開発チームを率い続け、産業用途向けの2 µmファイバーレーザーを開発及び製造しました。

一般的な波長1um帯のファイバーレーザーと10um帯のCO2レーザーとは異なる新規な波長はプラスチックの溶接、合わせガラスの切断、食品への比熱的レーザーマーキング等に有効です。
近年では平均出力250Wに達し、さらなる応用範囲の可能性を秘めたレーザーを提供して参ります。

応用例

【樹脂溶着】

Futonicsの波長2μm帯レーザー光は高分子材料に適度な吸収を持ち、新しい樹脂溶着が可能です。この特許技術は添加剤を必要とせずに、さまざまな熱可塑性材料をこの方法で使用できます。

ポリマーの溶接

樹脂のレーザー溶接は、過去数十年に渡って一般的になり、産業用途で受け入れられてきた方法です。
これには、外部熱源の適用、機械的な動きによる熱の生成、その他の特定の電磁技術など、従来の方法に比べていくつかの利点があります。
CO2レーザーはワーキングディスタンスが非常に小さいため、プラスチックフィルムに限定されます。
一方、Nd:YAG及びダイオードレーザーは、より厚い非透明樹脂に対して、継ぎ目のない溶接が可能です。
2 µm帯レーザーは上記の利点を兼ね備えており、透明樹脂にとって非常に魅力的です。

2μmファイバーレーザー

2μmファイバーレーザー (10W~50W)

2umファイバーレーザー
  • 加工用途

ファイバーブラッググレーティング(FBG)による波長安定性をもつTm添加シングル横モード2µmファイバーレーザー発振器は、高いビーム品質とコンパクトな設計により、幅広いアプリケーションに適しています。

  • 波長
    2000nm 又は2050nm
  • 出力
    10W, 20W, 30W, 40W, 50W

2μmファイバーレーザー (200W~250W)

2umファイバーレーザー
  • 加工用途

ファイバーブラッググレーティング(FBG)による波長安定性をもつTm添加シングル横モード2µmファイバーレーザー発振器は、高いビーム品質とコンパクトな設計により、幅広いアプリケーションに適しています。

  • 波長
    2000nm 又は2050nm
  • 出力
    200W, 250W