532nmレーザー
概要
532nmレーザーとはNd:YVO4結晶で発生される1064nmレーザーを非線形結晶に入射することで得られるコヒーレント光源です。比較的発振し易い波長であることから多岐にわたる分野で使用されています。Coboltの優れた共振器により、小型でありながら最大1.5Wまでの狭帯域CWレーザー光を出力できます。下記のような筐体の大きさごとにシリーズが分かれております。
・04シリーズ:最大400mWまで出力
・05シリーズ:04よりも筐体がやや大きく、最大1800mWまでの出力
・06シリーズ:最も小型なタイプで、最大300mWの出力をもち、50kHzまでのアナログ・デジタル変調が可能
【Cobolt総合カタログ】
- 波長
- 532nm
- 出力
- 50, 100, 150, 200, 300, 400, 500, 1000, 1500, 1800mW
用途
- 理化学用途
- 計測用途
製品特長
●良好なビーム品質 (M2<1.1)
●独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージ
●PCからの簡単制御
●最大24ヶ月保証
●ファイバーオプション
ダウンロード
532nmレーザー 製品紹介ビデオ
製品仕様
仕様 | 532nm CWレーザー Samba | ||||||
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04シリーズ | 05シリーズ | ||||||
出力 | 25, 50, 75, 100, 150, 200, 300, 400 mW | 500, 1000, 1500, 1800 mW | |||||
スペクトル幅 | <1 MHz(< 0.01 pm) | ||||||
波長安定性(ウォームアップ後) | 1 pm(±2℃, 8時間) | ||||||
ビーム横モード (TEM00) | M2 < 1.1 | ||||||
ビーム径 | 700 μm ± 50 μm | ||||||
ビームシンメトリー(出射口) | > 0.95:1 | > 0.90:1 | |||||
拡がり角(全角) | <1.2 mrad | ||||||
ノイズ(pk-pk) 20 Hz ~ 20 MHz | <2 %, typical <1.5 % | <1 % | |||||
ノイズ(rms) 20 Hz ~ 20 MHz | <0.25 %, typical <0.15 % | <0.1 % | |||||
長時間安定度(8時間, ±3 °C) | <2 % | ||||||
消光比 | >100:1 直線、垂直 | ||||||
ビームポインティングスタビリティー | <10 μrad/°C, typical 5 μrad/°C | ||||||
消費電力 | <35 W, typical 15 W | <63 W, typical 30 W | |||||
ヒートシンクの推奨熱抵抗 | 0.4 K/W | 0.2 K/W | |||||
動作温度 | 10 〜 40 °C | ||||||
レーザーヘッドサイズ | 102 × 60 × 40 ㎜ | 125 × 70 × 45 ㎜ | |||||
コントローラーサイズ | 190 × 72 × 28 ㎜ | ||||||
通信 | RS-232 または USB |
532nmレーザーを用いた参考文献
【顕微鏡】
Publication S. Doose et al Single molecule FRET. Biophysics Letter 2007
【ラマン分光】
White paper – Have I selected the right laser for my Raman experiments?
【ホログラフィ】
Publication B. Kemper Digital holographic microscopy PhotonicsViews 2020
Apps note Ultimate lasers for white light holography
【NVセンター】
Article N Waasem. New Tools Promise the Next Big Thing for Quantum Sensing in Photonics Spectra
その他の狭帯域グリーンレーザー
●MPB Communications社製狭帯域ファイバーレーザー
オプション製品
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