その他光学機器
除菌用UVライト222nm eVIO(エヴィオ)
Quark クォークテクノロジー
概要
eVIOは、紫外線本来のウィルス抑制・除菌能力を保持したまま
人や動物の身体への影響を抑える先進技術によって、従来の
紫外線波長では不可能だった有人環境下での使用を実現した
全く新しい紫外線ライトです
- 波長
- 222 nmm
用途
- 医療用途
- 理化学用途
- 産業用途
製品特長
有人環境下でも紫外線による空間・物体表面の除菌ができます。
空間除菌
eVIOは空間除菌に優れた効果を発揮します。
特に有人環境下での運用においては、有害な波長だけを取り除いた紫外線を照射することで、人体に影響を与えずに空間を丸ごと除菌し、安全で清潔な状態に保つことが可能です。
物体表面除菌
eVIOは物体表面の除菌にも効果的です。
特に無人環境下であれば連続した照射が可能であり、除菌効果も最大化することができます。
eVIOの安全性 |
有人環境下で使用できる安全性を確立しています。
(取扱説明書に記載の使用方法を遵守してご使用ください)
222nm の紫外線
紫外線とは波長が10-400nmで可視光線よりも短い光線です。
紫外線は強い除菌効果を持ちますが、222nmの波長は人体に影響を与えずに除菌効果を保持するため、極めて有用な紫外線なのです。
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安全性の検証
熊本大学
マウスの眼への照射 |
眼への波長222nmの安全性に関しては、eVIO-100(波長222nm)と除菌ランプ(波長254nm)を用いて 2021年7月30~2021年11月30日にマウス眼球に対するUV-Cの影響確認実験を行いました。 | |
熊本大学生命学科研究部/ 生命資源研究支援センター 教授 南 敬 |
今回行ったマウス眼球での実験において影響を与えなかった。 このことから眼に対する影響は現時点でないものと想定される。 | |
結果 | ・ 波長254nm紫外線 | ・ 波長222nm紫外線 |
・ アトロピン点眼+300mJ/cm2 微弱な角膜混濁(図1)、網膜色素上皮層の異常(図4) ・ 300mJ/cm2 視神経付近にて網膜剥離の影響を確認(図3) ・ 300mJ/cm2 耳の皮膚の炎症を確認 |
・ 30~300mJ/cm2の照射において角膜(図2)、網膜色素上皮層(図4) ・ 耳(皮膚)いずれも異常は認められませんでした。 |
図1. 波長254nm 実体顕微鏡での角膜観察 |
図2. 波長222nm 実態顕微鏡での角膜観察 |
図3. 眼領域全体の 凍結切片をHE染色観察 |
図4. 網膜色素上皮層 単離後 病理免疫染色観察 |
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ZO-1が不均一になっている箇所を 示しています。 |
菌・ウイルスへの照射結果
各菌のLRV結果(照射距離60mm)
菌種 | 照射時間 | |||
学名 | 和名 | 5秒 | 10秒 | 20秒 |
Escherichia coli (E.coli) | 大腸菌 | >0.9 | >1.8 | >3.3 |
黄色ブドウ球菌 | >1.3 | >2.5 | >4.3 | |
Bacillus subtilis (spore) | 枯草菌(芽胞) | >1.5 | >2.8 | >4.0 |
Salmonella | サルモネラ菌 | >1.2 | >2.0 | >3.2 |
Pseudomonas aeruginosa | 緑膿菌 | >3.4 | >4.3 | >5.4 |
Campylobacter | カンピロバクター | - | >2.3 | >3.3 |
参考基準:3 log(LRV≥3)以上の減少を認めた場合、対象微生物に対して有効であると判断する
※日本薬局方 第17改正「参考情報 消毒法及び除染法」準用
*LRV (Logarithmic Reduction Value)=未作用菌数/作用後の菌数
株式会社再春館安心安全研究所にて実施
左から照射時間:0秒、5秒、10秒、20秒 |
サルモネラ菌
|
黄色ブドウ球菌 |
枯草菌(芽胞) |
製品仕様
項目/形式 | eVIO-100 |
---|---|
光源(ランプ形式) | エキシマランプ(QEK-100-222) |
出力波長 | 222 nm |
水銀 | 不使用 |
本体寸法(mm) | 250 × 120 × 100 |
発光エリア(mm) | 100 × 30 |
照射強度 | 4.5 mW/cm2±20 % |
消費電力 | 50 W以下 |
本体カラー | ホワイト |
電源電圧 | DC12 V |
質量 | 約1.2kg |
機能 | 人感センサー付 |
冷却(風量) | ファン強制空冷(約0.56 m3) |
騒音レベル | 27.5 dB |
オプション | ACアダプタ(AC100〜240 V) |
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