メカデミック社(MECADEMIC)超小型ロボットアーム MECA500
概要
Meca500は±5μmと言う超高繰り返し位置精度を有する超小型の6軸ロボットアームです。ロボット本体のフットプリントは115×90mmと小さく、手のひらサイズのスペースがあれば設置可能です。
Meca500の操作は、Ethernetケーブルで接続したPCやPLCで行うことができます。また、MECA500とPCをEthernetケーブルで接続している場合、ウェブブラウザで専用のWebインターフェイスを起動して、MECA500を操作することもできます。
用途
- 加工用途
- 微細用途
- 理化学用途
- 産業用途
- 計測用途
製品特長
- 高精度 繰り返し位置精度±5μm
- 超小型・省スペース(コントローラ内蔵)
- 微細作業、精密作業に最適
- EU指令適合
<主なアプリケーション>
●ピックアンドプレース
●リチウムイオン電池の製造工程
●マイクロマニピュレーション
●バイオテクノロジー研究の自動化
●顕微鏡手術
など
高繰り返し位置精度を有することから、通常のロボットアームでは難しい作業にも対応可能で、NASAやロスアラモス国立研究所,UCLAなどでも利用されております。
[参考文献]
”MECA500 ROBOTIC ARM DEVELOPMENTS TOWARDS ASTROMATERIALS CURATION APPLICATIONS”
NASA/JSC The Astromaterials Acquisition and Curation Office (1) (2)
[ロボットアームの動き]
一般的に、人間の腕の関節に当たる部分を「ジョイント」、腕の骨に当たる部分を「リンク」と言います。
6軸ロボットアームには6個のジョイント(ベースに近い側からジョイント1, ジョイント2, …)があり、各ジョイントの動きを組み合わせて目的の作業を行います。
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参考動画
製品仕様
仕様項目/モデル | Meca500 R4 |
---|---|
可搬重量 | 0.5 kg(最大1 kg) |
繰返し位置精度 | ±5 μm |
リーチ | 330 mm(完全に伸ばした時) |
本体重量 | 約 5 kg |
ジョイント1 可動範囲 | -175° ~ +175° |
ジョイント2可動範囲 | −70°〜 +90° |
ジョイント3可動範囲 | −135° 〜 +70° |
ジョイント4可動範囲 | −170°〜 +170° |
ジョイント5可動範囲 | −115°〜 +115° |
ジョイント6可動範囲 | -36000°~+36000° |
入力電圧 | 単相90~250 VAC、50/60Hz |
本体設置面積 | 約 115×90 mm |
通信プロトコル | TCP/IP,EtherNet/IP,EtherCAT,PROFINET |
※操作用パソコンは付属していません。 |
オプション製品
電動グリッパ
仕様項目/モデル | MEGP 25E | MEGP 25LS |
先端可動域(ストローク全幅) | 11~17mm(6mm) | 4~52mm(48mm) |
可搬重量 | 200g | 200g |
把持力 | 40N | 40N |
繰り返し精度 | ±0.03 mm | ±0.03 mm |
グリッパ重量 | 106g | 136g |
※フィンガーパーツは付属していません |
空気圧モジュール
MPM500
その他、オプションで吸着カップやフォーストルクセンサなどもございます。お気軽にご相談ください。
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